Pheedってなに?

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    Pheedってなに?

    Pheed(フィード)は、私たちのインターネットライフ(か何か)を変えると期待されている新しいソーシャルネットワーク。このサービスは、フェイスブックやツイッター、インスタグラム、タンブラーといったサービスをあわせたような内容で、有名人コンテンツの輝きに覆われています。

    では、Pheedとはどんなサービスなのでしょうか? ...想定外のビミョーなサービスです。

    Pheedはソーシャルネットワーク

    それ以上でも以下でもありません。登録したら誰かをフォローし、誰かがあなたをフォローします。そこにパイオニア的要素はありません。

    画像、動画、音楽、あるいはテキストが投稿可能

    Fast Companyへの取材によると、Pheed創設者たちのチームはインスタグラムがシンプルすぎると考え、当初はインスタグラムの基本的な概念構造を引き継ぎつつ、共有できる要素を増やしたFrankenstein(フランケンシュタイン)という製品を作っていたようです。

    ビルトインのコメント機能を搭載

    ツイッターやタンブラー同様、PheedではLike(いいね)やDislike(よくないね)をつけたり、ほかの人のコンテンツをブックマークしたりできます。しかしツイッターと違うのは、ほかのユーザーの投稿であってもすべてのコンテンツに直接コメントしたり、ハッシュタグをつけたりできる点。もしかすると、場合によってはあまり歓迎されないかもしれませんね。

    優良ユーザーはコンテンツ課金が可能

    Pheedのマスター・ビジョンは、有名人による利用を促進させ、プレミアとして購読ユーザーに独占コンテンツを配信すること。ミュージシャンなら新曲を、俳優ならサイドビデオを投稿できます。でも、そんなことって本当にあるのでしょうか? 答えはおそらくイエス。それは本当に機能するのでしょうか? おそらくノー。視聴するほどの価値があるものなら、いずれネットワークの外に出てしまうでしょうしね。

    Pheedは、大袈裟なマーケティング要素を盛りこみつつ、合理化されたフェイスブックという印象です(必ずしもそこまで合理化されているという意味ではありませんが)。自分のPheedを更新すると、紛らわしいツイートも投稿してくれますよ。

    ――――

    要約すると:Pheedはシニカルなお金儲けサイトですが、あまり使われなさそうです。再び話題になることもないかもしれませんね。

    Adrian Covert(Rumi/米版